
松坂桃李さん、今夜ゴールデンストーンズで金銭感覚を披露するんだって。



コワモテ刑事役とは違う、私生活での“ポンコツ”ぶりが愛されてるらしいね。



映画では寺尾聰さんと親子役でデュエットも。感動的なシーンだとか。



アニメ『ひゃくえむ。』も公開間近だし、本当に目が離せない活躍ぶりだ。
俳優・松坂桃李さんの活躍が止まりません。シリアスな役柄で観る者を圧倒する一方で、バラエティ番組では親しみやすい一面を披露し、そのギャップが多くのファンを魅了しています。本記事では、最近の松坂桃李さんの多岐にわたる活動に焦点を当て、その魅力に迫ります。
コワモテ刑事から愛され“ポンコツ”へ? バラエティで見せる新たな顔


俳優の松坂桃李さんが、5月18日放送の日本テレビ系「ゴールデンストーンズ」(日曜午後9時)にゲストとして登場しました。この番組は、SixTONESと豪華ゲストがさまざまな企画に挑戦する人気バラエティ。今回の放送では、金銭感覚を問う新プライスゲーム「金銭感覚ギャング」が開幕し、松坂さんはSixTONESメンバーと白熱のバトルを繰り広げました。チーム松坂(松坂さん、松村北斗さん、森本慎太郎さん)とチームジェシー(ジェシーさん、高地優吾さん、京本大我さん)に分かれての対決は、大いに盛り上がったようです。
松坂さんといえば、映画『孤狼の血』シリーズなどで見せる鬼気迫る演技や、数々のドラマでのシリアスな役柄が印象的です。しかし、今回の「ゴールデンストーンズ」出演に関する記事の見出しには「コワモテ刑事演じる松坂桃李 私生活では結婚後も“ポンコツ”ぶりが愛されてファン急増中」という興味深いフレーズが見受けられます。これは、松坂さんが持つ硬派なイメージと、普段の飾らない人柄との間に存在する魅力的なギャップを示唆していると言えるでしょう。
特に注目されるのは、ドラマでの共演歴があるSixTONESの松村北斗さんとの関係性です。松村さんは以前、「(松坂さんの)セリフの言い方とか、正直、演技も食事もまねしていた」と語るほど、松坂さんをリスペクトしている様子。今回の番組では、そんな松村さんが松坂さんの知られざる「秘密」を暴露する場面もあったようで、二人の微笑ましい関係性が垣間見えたのではないでしょうか。日本アカデミー賞俳優でもある松坂さんが、バラエティ番組でSixTONESメンバーと童心にかえってクイズやゲームに興じる姿は、多くの視聴者にとって新鮮であり、彼の新たな一面を発見する機会となったはずです。このような親しみやすさ、いわゆる「ポンコツ」と表現されるような愛すべき人間味が、結婚後もさらにファンを増やしている大きな要因なのかもしれません。
スクリーンを彩る確かな演技力と多彩なキャラクター


松坂桃李さんの魅力は、もちろん俳優としての確かな実力と、演じる役柄の幅広さにあります。その筆頭として挙げられるのが、映画『孤狼の血』シリーズでしょう。5月18日には、『さよなら 丸の内TOEI』プロジェクトの一環として映画『孤狼の血』の舞台あいさつが開催され、主演の役所広司さんと白石和彌監督が登壇しました。この席で役所さんは、松坂さんが演じた若き刑事・日岡秀一の“その後”の姿について触れ、「あんな風になっちゃって」と、その変貌ぶりに驚きを隠せない様子だったといいます。これは、松坂さんが日岡というキャラクターの成長、あるいは変容を見事に体現したことへの賛辞と受け取れます。さらに、白石監督からは続編で役所さんが演じた大上章吾が“復活”する構想も語られ、役所さん自身も「びっくり」したとのこと。シリーズのファンにとっては、今後の展開から目が離せません。
また、心温まる作品での演技も光ります。俳優・寺尾聰さんと親子役で共演する映画『父と僕の終わらない歌』(5月23日公開)では、感動的な“親子デュエット”シーンの本編映像が解禁されました。寺尾さんが「最高でしょ!この家族」と語るように、この作品では松坂さんが家族の絆を大切にする優しい息子役を演じていることが伺えます。完成披露試写会では、松坂さん自身も寺尾さんとの共演を「夢のような時間」と語っており、二人の化学反応が大いに期待されます。新たに公開された場面写真では、父を支える家族や個性あふれる仲間たちの姿も描かれており、物語の深まりを感じさせます。
さらに、松坂さんの活躍は実写映画に留まりません。1月に公開されたばかりの主演時代映画『雪の花 -ともに在りて-』は、プライムビデオで見放題独占配信が開始され、芳根京子さん、役所広司さんとの共演も話題です。声優としては、人気シリーズ「パディントン」で主人公パディントンの声を担当。「パディントンは数少ない親友」「地元だとちょっと強気になる」と語るほど、キャラクターへの深い愛情をのぞかせています。『パディントン 消えた黄金郷の秘密』の公開前夜祭やインタビューでは、作品の魅力を熱心にアピールし、都会っ子のパディントンがジャングルで大ピンチに陥るお気に入りの本編シーンを紹介するなど、作品への強い思い入れが伝わってきます。共演の吉田羊さんと共に、パディントンのように前向きでいられる秘訣を語る場面もありました。
そして、新たな挑戦として、魚豊さん原作の劇場アニメ『ひゃくえむ。』で染谷将太さんとW主演を務めることも発表されました。公開日は9月19日に決定し、特報とティザービジュアルも公開されています。陸上競技をテーマにしたこの作品で、松坂さんがどのような声の演技を見せてくれるのか、今から楽しみです。
役柄の深みと人間的魅力でファンを惹きつける松坂桃李の今後


松坂桃李さんの魅力は、演じる役柄の幅広さと、それぞれのキャラクターに息吹を吹き込む高い演技力にあります。映画『孤狼の血』で見せるような、観る者を震え上がらせるほどの凄みのある役から、『父と僕の終わらない歌』のような心温まるヒューマンドラマ、さらには『パディントン』のようなファミリー向け作品での声優まで、見事に演じ分ける多才ぶりは驚嘆に値します。特に『孤狼の血』の日岡役では、シリーズを重ねるごとに変化し、深みを増していくキャラクター造形が高く評価されており、役所広司さんをして「あんな風になっちゃって」と言わしめるほどの説得力を持っています。
一方で、バラエティ番組などで見せる気さくで飾らない人柄、時折垣間見える「ポンコツ」と称されるような一面も、多くのファンに愛される理由でしょう。スクリーンやドラマで見せるクールでストイックなイメージと、素顔の親しみやすさとのギャップは、人間・松坂桃李の多面的な魅力を際立たせています。結婚後もファンが増え続けているという事実は、彼の俳優としての実力はもちろんのこと、その誠実で愛すべき人柄が広く認知され、支持されている証と言えるのではないでしょうか。
共演者からも慕われる存在であり、松村北斗さんが「演技も食事もまねしていた」と語るエピソードからは、後輩俳優にとって目標とされる存在であることがうかがえます。また、寺尾聰さんとの「夢のような時間」だったという共演は、ベテラン俳優との仕事を通じて彼自身が俳優としてさらに成長し続けていることを示しています。
時代劇『雪の花 -ともに在りて-』での主演、アニメ『ひゃくえむ。』での新たな挑戦など、松坂桃李さんの活躍の場はますます広がっています。これからも、シリアスからコミカル、実写からアニメーションまで、様々なジャンルで私たちを魅了し続けてくれることでしょう。俳優としての確固たる実力と、多くの人々から愛される人間的魅力を兼ね備えた松坂桃李さんの今後のさらなる飛躍に、大きな期待が寄せられます。
参考文献- 〈ゴールデンストーンズ きょう出演〉コワモテ刑事演じる松坂桃李 私生活では結婚後も“ポンコツ”ぶりが愛されてファン急増中
- 役所広司『孤狼の血』松坂桃李の“その後”の姿に「あんな風になっちゃって」?
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